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MegaCivプレイレポ(1) 先史時代編

ヘラス物語

 

 

第一部:先史時代

ヘラスの黎明の頃、文字はなく今に伝えられる内容は全て口承によるものである*1。このため、先史時代のヘラスの歴史は神話の霧に包まれている。それでもおおむね何があったのか、重大な決断については伝えられているので、まずは文明の曙から始めよう。

 

ヘラス人の故郷はギリシャ半島の北、マケドニア盆地にある。歴史時代には海上交易*2を大いに行ったヘラスだが、出自は陸の民なのだ。ヘラスはその歴史的領土の西にローマ、南にミノア、東にヒッタイトを抱える。先史時代のそれぞれの民族の移動には不明な点も多いが、この頃にヘラスの指導者が考えたことと、他国の指導者との交渉内容はある程度伝わっている。

 

まず、東のヒッタイトとは黒海ボスポラス海峡を挟んで自然な境とすることが速やかに合意された。黒海を越える行為は全面戦争の時のみ起こるであろうから、それを踏まえて自然な決定と思われた。唯一係争になる可能性があったのはクリミア半島であるが、ここはヒッタイト領として一歩譲ることとした。

 

南のミノアとの境界は難題だった。ヘラスから見て、ミノアは陸上で一番長く国境を接する形になり、譲りすぎるとヘラス人の土地が著しく減り、また安全保障上の問題も大きくなる。一方でミノア人は比較的北上を志向しているように見え、またミノア人はわりあい獰猛であると予想されたから*3、あまり押さえつけて紛争を起こしたくはない。結果としてはっきりした境界は定められず、都市を建てるのにふさわしい土地の分配のみが決められた。ミノアとはこの後、同じギリシャの民として全面戦争と同盟を繰り返しながら1万年の歴史を刻んで行く。

 

西のローマであるが、南へ大きく進出し、アドリア海を挟んだ東側への進出の意欲は薄いようだった。これはヘラスにアドリア海の東側を譲るというシグナルと解された。また、パンノニアは巨大な人口を抱えることができ*4ケルトが人の住めない土地であるこの星でここをローマが押さえることは、ヘラスの安全保障に許されない影響を与えるように思われた。上記のようにヘラス人の土地は南から押され気味であり、十分な土地を確保することは指導者にとって至上命題だった。そのため、ヘラス人はあくまで平和のうちに、陸づたいにパンノニアまで入植し、ローマ人に対してはイタリア半島に一歩も入らないことを固く約束して平和条約とした。

 

こうして先史時代の間に各民族の居住地はおおむね定まった。ヘラスは、西はパンノニア、東は黒海まで、南はギリシャの大陸側までがその歴史上固有の領土となった。

*1:最序盤はSkype通話でやっていたので、交渉のログが残っていない

*2:海上襲撃とも

*3:人メタ

*4:人口上限4のレアプロビ、このゲームで最大