アニメ アイドルマスター 23話の感想

アニマス23話の展開にびっくり。ネタでさんざん言われていたP死亡説が現実化するとは…

物語の主役は、背負った不幸とそれを乗り越えた量によって決まるという理論がある*1。そういう尺度でアニマスを見てみると、先週までは千早が圧倒的に主役だった。そして今週、一気に春香さんが抜きさってぶっちぎって行った。

なにしろ今週示されたことは、アイドルとして成功した故に、そして成功すればするほど団結を信じる心が揺らぐ、構造的なもので根が深い。ものごとがうまく行かないから不幸ならば、うまく行くよう頑張って解決出来る。しかし頑張れば頑張るほど不幸になる時、どうしたらいいのだろうか?これは、不幸としてはこの上ないものだろう。Pが事故に遭ったというのは確かにハイライトではあるが、たとえPが無傷で復帰してもそこに至るまでの原因は何ら解決しないのだ。


売れなくて困っていた1クール、千早への攻撃含む961の妨害が障害だった2クール前半は、発展途上の勢いと765プロの団結をもって克服してきた。そして、売れた結果として訪れる結束のほころびは、チームでの立身出世物語における敵としてはこれ以上ないラスボスと言える。

だからこそ、最強のラスボスを相手にしてこそ、765プロの面々が持っている「アイドル」としての力が発揮される展開が、ラストにかけて待っていると思う。そこに、「あなたにとって、アイドルとは何ですか?」という、アニマスの解答が見れるはずだ。

まあとりあえず、「隣に…」が似合う話にならないことだけは切に祈っております。

*1:これを適用していいのは古典的な作品なので、乗り越えているというのがポイント