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ストライクウィッチーズの見所を垂れ流してみる

能書き

自分の場合、10夏期アニメのベストは疑いなくストライクウィッチーズ2だ。ことによると10年度最高になるかもしれない。一方本作は、予備知識のない・観たことがない人には「普通の萌えアニメと何が違うの?」という感想を抱かれやすいものでもある。というわけで、ネット上の北極圏なブログの端から、ストウィの見所電波を垂れ流してみる。
※本編1話及び最新話を放映から1週間の間、ニコニコ動画で配信されている。コメを参照すれば、(少なくともニコ動では)他の人がどういう所を見ているか分かるかもしれない。
http://ch.nicovideo.jp/channel/ch324

箇条書き

ストウィは水と油、いや海水とガソリンのような、微妙に混じり合わないものの組み合わせで出来ている。要素ごとに箇条書きをするのは有効だ。

以下、順に解説を加える。

ミリタリー

ストウィでは、1期2期ともにミリタリー描写に変態的な気合が入っている。正直自分がこの筋にはド素人なので、素人目にすごいと言う以上はない。ただ、真性ミリオタらしい参考サイト1・放蕩オペラハウスの主も基本的に褒めているから、客観的に見ても素晴らしいんだろう。
自分の場合すげーと思ったのは、1期の空母「赤城」、2期の戦艦「大和」のどれだけ手間かけたんだーっというレベルのCGや、エンジン音・銃火器の発射音の質。2期ではトラックが砂利を巻き込む音まで入っている。音響は間違いなく気合が入っていて、アニメ的に迫真性を出す見本ではあるまいか。

歴史

ストウィの舞台は、並行世界の”第二次世界大戦”中の時代だ。世界大戦と言っても人間同士の戦争ではなく、有り体に言えば人間対化物。ストウィ世界は女性優位で進んだ結果争いの少ないファンタジイイイイ世界になったという設定で、実世界の有名人のうちかなりの部分が女性だったりする。ご丁寧に年表まである。
http://www37.atwiki.jp/strike_witches/pages/150.html
作中の空飛ぶウィッチもほぼ全員がWWII中のパイロットがモデルになっており、元の人を意識すると最初は戸惑いつつもそのうち「シャーリーは俺の嫁ええ!!」と叫びだす。って総統閣下がゆってた。
D
控えめに言ってもかなり倒錯的な設定であり、これを楽しめるかどうかはある種の踏み絵になるだろう。
ちなみにシャーリーのモデルになったチャック・イェーガー氏はご存命で、スタッフはわざわざ許可を取りに行ったとか。長生きしすぎるのも考えものだね!

萌えアニメ

ストウィがいわゆる萌えアニメの一種であることは間違いない。メカと美少女という、王道過ぎる道にド直球である。男の理想であり、後述する「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」と合わせて一般人と女性客の大半をパージせんばかりの勢い。だがそれがいい。「万人受け?ナニソレ美味しいの?」というところに漢を感じる。

ズボン(パンツ)丸出しで燃え展開

フレーズだけは聞いたことのある人もいるかもしれない、「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」である。この世界の若い女性は、こちらの世界で言うパンツ丸出しの格好がデフォルトだ。そしてそれを誰も気にしない。

何でこんなかっこなん?
そういう制服なんです。
生地や縫い方に魔力を高める加工がされたものもあります。
この世界では普通なことなので、男性もじろじろ見たりはしません。

http://humikane.asablo.jp/blog/2008/07/01/3605589

その上、アニメの本編はドラマあり空戦ありの燃え系少年漫画展開だ。それでもパンツのようなものは、あくまで丸出し。実にシュールな絵面である。
しかも、本編を見続けていると視聴者もあちらの世界の男共のように、つまりパンツのようなものが気にならなくなる。「なんてこった、最初はアニメの方がおかしかったのに、今では俺の頭のほうがおかしいじゃないか!」
つまり、初めはパンツのようなもの丸出しの格好に突っ込みを入れつつ、そのうちその世界をおかしいと思わなくなる自分に突っ込みを入れて楽しめるという、1着で二度着もとい二度楽しめる絵面なのだ。

空戦描写

スピード感、立体感の見せ方は近年のTVシリーズでは最高ではあるまいか。この辺は口で言って伝わるものではないし、キャプ絵載せても同上だろう。この辺は、興味の出た方から是非本編を見て頂きたい。ここまでだと2期2話が最高潮、最終回はどうなるんだろうと今からワクワクテカテカ
2期4話などの場合、いわゆる「キャラクター当番回」でも空戦シーンの水準が高かった。アニメに少ない不自然さで埋め込める技術の進歩が、1期との間の2年間で起こった進歩と実感出来る。WWII的に言えば、2年の差というのは1942年に立て直し中だったソ連軍が1944年のドイツを圧倒する程度、の時間なので当然かも?
http://stanza-citta.com/bun/2008/04/30/76

結論:闇鍋

上述の要素同士のつながりに、何らかの必然性があるかと言えば、あんまりない。しかし、そういった「おめーらの好きなミリタリーも美少女も燃え展開も空戦全部放り込んでやったぜ!」的な、闇鍋要素がストウィアニメの最大の魅力だろう。
闇鍋には闇鍋を楽しむ心構えというものがある。フランス料理のコースものと思って行くと、なんだこれと言う事になるだろう。本記事が、これから扶桑皇国に旅立つ人の案内になれれば幸いだ。

参考サイト

http://d.hatena.ne.jp/karimikarimi/20100501/1272654676 闇鍋ではなく「奇跡のバランス」という言葉で本作を紹介
http://www.h-opera.com/ 史実系ミリタリーネタの紹介はこちらのサイトで。昔ながらの性的HTMLなので、過去ログ探すのが大変なのが難点か
http://blog.livedoor.jp/strike_w/archives/1237628.html こういう頭の悪い見方も、本作の場合は正統
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA 見所まとめサイトとしては、ニコ百がいい機能をする場合も多い
http://www37.atwiki.jp/strike_witches/ 元ネタ探し等はまともWikiの気合が入っている